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子どもの指しゃぶりや舌突出癖はいつまで大丈夫? ― 歯並びや発音への影響と治療法

はじめに

「うちの子はまだ指しゃぶりをしているけど大丈夫?」「舌を前に押し出す癖があるけれど、歯並びに影響しない?」
このような心配は、多くの保護者が抱える悩みです。指しゃぶりや舌突出癖は“口腔習癖”と呼ばれ、成長期の歯や顎、発音に影響を与える可能性があります。

指しゃぶりとは?

指しゃぶりは乳児期には自然な行為ですが、4歳以降も続くと歯並びや顎の発達に影響することがあります。

影響する可能性のある歯並びの問題

•開咬(前歯が閉じない状態)
•上顎前突(出っ歯)
•歯列不正(デコボコの歯並び)

舌突出癖とは?

舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)は、飲み込むときや安静時に舌を前に突き出す習癖です。

•前歯の間に舌を押し当てる
•サ行・タ行の発音が不明瞭になる
•開咬や出っ歯の原因になる

矯正治療をしても舌突出癖が残っていると、歯並びが後戻りしやすいのが特徴です。

いつまでなら自然?

指しゃぶり

3歳頃までは自然に減少することが多い

舌突出癖

乳幼児期の一時的な動きは正常だが、学童期以降も続く場合は要注意

ご家庭で気づけるサイン

•指しゃぶりを4歳以上でもしている
•飲み込むときに舌が前に出ている
•前歯が閉じない(開咬)
•サ行の発音が「シャ行」に近い

歯科医院での対応

定期検診でのチェック
歯並びや咬合の状態を観察し、必要に応じてレントゲンで確認します。

MFT(口腔筋機能療法)

舌や唇の筋肉の使い方をトレーニングし、正しい嚥下や発音を習得します。

矯正治療

習癖によって乱れた歯並びを整える。舌突出癖がある場合はMFTと併用が重要。

ご家庭でできる工夫

•指しゃぶりは「やめなさい」と叱らず、代わりの安心行動を与える
•舌の位置を意識する練習(舌を上顎のスポットに置く)
•姿勢や口呼吸の改善もあわせて意識する

当院での取り組み

伊皿子おおね歯科医院では、スマイルキッズプログラムを通じて定期的にお子さまの口腔習癖や歯並びをチェックしています。必要に応じてMFT(口腔筋機能療法)を取り入れ、習癖の改善をサポートしています。また、矯正を専門的に行う女医が在籍しているため、歯並びや噛み合わせについても安心してご相談いただけます。

まとめ

指しゃぶりや舌突出癖は、成長とともに自然に消えることもありますが、長く続くと歯並びや発音に影響を与える習癖です。
早めに気づき、家庭での工夫と歯科での専門的な対応を組み合わせることで、健やかな口腔発達をサポートできます。

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