白金高輪の歯医者伊皿子おおね歯科医院。白金高輪駅、泉岳寺駅徒歩5分

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「噛めない子」が増えている? ― 現代の子どもに起こる咀嚼発達異常

はじめに

「最近の子どもはよく噛まない」「すぐ飲み込んでしまう」――
そう感じたことはありませんか?
近年、子どもの“噛む力(咀嚼機能)”の低下が問題視されています。
食生活の変化や生活環境の影響によって、咀嚼筋や顎の発達が不十分なまま成長し、「噛めない子」「噛まない子」が増えているのです。
本コラムでは、現代の子どもに見られる咀嚼発達異常の背景と、歯科から見た改善のヒントについて解説します。

咀嚼発達とは ― 噛む力は自然に育つもの?

子どもは生まれたときから噛む力を持っているわけではありません。
乳歯が生え始め、離乳食を通じて「飲み込む」「噛む」動作を経験しながら、徐々に口の筋肉や顎の発達が進んでいきます。
咀嚼の発達は大きく分けて次のステップで進みます。

1.ごっくん期(生後5〜6か月):舌を使って食べ物を喉へ送る
2.もぐもぐ期(7〜8か月):舌を上下に動かし、歯ぐきでつぶす
3.かみかみ期(9〜11か月):上下の顎を動かして噛む動作が始まる
4.完了期(1歳半〜3歳):奥歯を使ってしっかり噛み、咀嚼機能が発達

この一連の流れの中で、舌・頬・唇の筋肉が協調して働くようになります。

現代の子どもに多い「咀嚼発達異常」

本来なら自然に発達するはずの咀嚼機能。
しかし、近年では「うまく噛めない」「噛む回数が極端に少ない」など、発達の遅れが目立つ子どもが増えています。

よく見られる症状や特徴

•食べ物をすぐ飲み込む
•硬いものを嫌がる
•片側だけで噛む(偏咀嚼)
•食事に時間がかかる、もしくは極端に早い
•顎が小さく、前歯が出ている
•発音が不明瞭

これらは単なる「食べ方の癖」ではなく、口腔機能の発達不全が背景にある場合も少なくありません。

なぜ「噛めない子」が増えているのか?

1.食生活の変化

やわらかい食事、加工食品、ファストフードの普及により、顎を使う機会が減少しています。
昔と比べると、噛む回数はおよそ半分以下に減っているとも言われています。

2.姿勢や体幹の弱さ

姿勢が悪いと顎の動きが制限され、うまく噛むことができません。
体幹の筋肉が弱い子どもは、噛む力も弱くなる傾向があります。

3.鼻づまりや口呼吸

鼻呼吸ができないと、口が常に開いた状態(口唇閉鎖不全)になります。
その結果、舌が下がり、正しい咀嚼運動ができなくなります。

4.乳幼児期の離乳食の与え方

離乳食を「のどごし重視」で早く終わらせてしまうと、噛む経験が不足します。
本来は段階的に「噛む練習」を積むことが重要です。

咀嚼の発達が遅れるとどうなる?

噛む力が育たないと、単に食事の問題にとどまりません。

● 歯列・顎の発育への影響

•顎の成長が不十分で、歯が並びきらない
•開咬(前歯が閉じない)や出っ歯のリスク上昇
•舌の位置が低くなり、口呼吸の癖が固定化

● 消化・栄養吸収への影響

よく噛まないことで食べ物が細かくならず、消化器への負担が増えます。
また、満腹中枢が刺激されにくく、肥満傾向になることも。

● 発音・表情・集中力への影響

口周りの筋肉が発達しないと、発音が不明瞭になりやすく、表情筋の発達にも影響します。
さらに、咀嚼刺激が脳の活性化につながるため、噛まない子は集中力や学習意欲にも影響する可能性があります。

ご家庭でできる「噛む力」育成の工夫

1. 食材を変える

柔らかい食事ばかりではなく、繊維質や弾力のある食材を意識的に取り入れましょう。
例:にんじん・れんこん・きのこ・するめ・フランスパンなど

2. よく噛む習慣をつける

•「30回噛もう!」と声かけする
•一口量を少なくしてよく噛む
•家族で一緒にゆっくり食べる

3. 姿勢を整える

食事中は足が床につく椅子を使用し、背筋を伸ばして座るようにしましょう。
姿勢が崩れると、顎が下がって噛みにくくなります。

4. 鼻呼吸を促す

鼻づまりがある場合は耳鼻科で治療を。
食事中・睡眠中に口呼吸をしているようなら、歯科でも口唇閉鎖のチェックを受けましょう。

歯科医院でのチェックとサポート

伊皿子おおね歯科医院では、定期検診の際に咀嚼機能や口腔筋の発達状態も確認しています。
お子さまには「スマイルキッズプログラム」の一環として、噛み方・舌の動き・呼吸の状態などを総合的に評価。
必要に応じて、MFT(口腔筋機能療法)を取り入れ、噛む力・飲み込み方・舌の位置を正しく導く訓練を行っています。
また、矯正を専門的に行う女医の矯正医が常勤しており、咬合発達と顎の成長を見守りながら、早期の介入・アドバイスを行っています。

よくある質問(Q&A)

Q1. 噛む力は自然に強くなりますか?

ある程度は自然発達しますが、食生活や姿勢などの影響を強く受けます。
意識的に「噛む練習」を取り入れることが重要です。

Q2. どのくらい噛めばいいの?

目安は一口につき「20〜30回」。
ゆっくり食べることが、咀嚼筋の発達と消化の両面に効果的です。

Q3. 噛まない癖は歯並びに影響しますか?

はい。特に偏咀嚼は、顎の成長バランスを崩し、将来的な歯列不正につながる可能性があります。

まとめ

現代の子どもたちの「噛む力」は、生活環境や食習慣の変化によって大きく影響を受けています。
噛むことは単なる食事動作ではなく、歯並び・顎の発達・脳の発育・姿勢・集中力にまで関係する、まさに“全身の発達を支える基本動作”です。
日々の食事の中で「よく噛む」習慣を育て、咀嚼機能の発達をサポートすることが、健やかな成長の第一歩です。
お子さまの「食べ方」「噛み方」「口呼吸」が気になる方は、ぜひ一度、歯科医院でチェックを受けてみてください。

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萌出性歯肉炎とは? ― 永久歯が生える時期に見られる歯ぐきの炎症

はじめに

「子どもの歯ぐきが腫れている」「歯が生えかけのところが赤くなって痛そう」――そんなとき、もしかするとそれは萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん)かもしれません。
萌出性歯肉炎は、永久歯が生えるタイミングで起こる一時的な歯ぐきの炎症です。子どもの成長期によく見られる症状ですが、放置すると痛みや腫れが強くなり、歯磨きが難しくなって虫歯や歯周病につながることもあります。
今回は、萌出性歯肉炎の原因や症状、家庭での対処法、歯科医院での治療について詳しく解説します。

萌出性歯肉炎とは?

萌出性歯肉炎とは、歯が生えてくる際に歯ぐきの周囲で炎症が起きる状態をいいます。
特に、6歳前後に生えてくる「第一大臼歯(6歳臼歯)」や、前歯・犬歯・第二大臼歯が萌出する時期に多く見られます。

主な症状

•歯ぐきが赤く腫れる
•触れると痛む
•歯磨きのときに出血する
•一部の歯ぐきが盛り上がっている
•口臭が出ることがある

これらの症状は、歯の一部がまだ歯ぐきに覆われている段階で起こりやすく、汚れが溜まりやすい環境が原因となります。

萌出性歯肉炎が起こる原因

1. 歯ぐきの清掃不良

生えかけの歯の周囲は、歯ブラシが届きにくく、プラーク(歯垢)が溜まりやすい場所です。細菌が繁殖して炎症を起こします。

2. 萌出スペースの狭さ

歯の生えるスペースが狭いと、歯ぐきが押し広げられて腫れやすくなり、炎症が長引くことがあります。

3. 噛み合わせの刺激

生えかけの歯が一部だけ当たると、歯ぐきが傷つき、痛みや炎症の原因になることがあります。

4. 口呼吸・口腔乾燥

口呼吸の習慣があると、歯ぐきが乾燥して炎症を起こしやすくなります。特に口唇閉鎖不全があるお子さんでは注意が必要です。

放置してはいけない理由

萌出性歯肉炎は自然に治ることもありますが、放置はおすすめできません

•炎症が強くなり、歯ぐきが化膿する(膿瘍形成)
•歯磨きができず、虫歯のリスクが上昇
•永久歯の萌出が遅れる
•口臭や不快感が続く

炎症を抑えながら、正しいケアで清潔な環境を保つことが重要です。

ご家庭でのケア方法

1.やさしく丁寧に歯磨きをする

腫れている部分は痛みがあるため、やわらかめの歯ブラシで優しく磨きましょう。歯ぐきと歯の境目を意識して、短いストロークで動かします。

2.うがいを活用

抗菌性のあるうがい薬や、ぬるま湯でのうがいを取り入れると、炎症の悪化を防げます。

3.食生活の工夫

刺激の強い食べ物(熱い・辛い・酸っぱいなど)は避け、歯ぐきを刺激しない食事を心がけましょう。

4.観察を続ける

腫れや痛みが長引く場合や、膿が出てきた場合はすぐに歯科を受診してください。

歯科医院での治療

1.プラーク・歯石の除去

専用器具で生えかけの歯の周囲を清掃し、炎症の原因を取り除きます。

2.消毒・洗浄

抗菌性の薬液で歯ぐきを洗浄し、炎症を抑えます。

3.レーザー治療

痛みや出血を抑えながら、炎症組織を除去することができます。近年では小児歯科でも導入が進んでいます。

4.ホームケア指導

歯磨きの方法や、口腔環境を整えるためのアドバイスを行います。

当院での取り組み

伊皿子おおね歯科医院では、お子さまの歯の生え変わり時期に合わせて、スマイルキッズプログラムを通じた定期的なチェックと指導を行っています。
萌出期に起こりやすい炎症や歯並びの異常を早期に発見し、矯正を専門的に行う女医が在籍しているため、必要に応じて矯正的観点からの評価も可能です。
また、痛みに配慮した治療やレーザー機器による低侵襲治療にも対応しており、お子さまが安心して通える環境を整えています。

よくある質問(Q&A)

Q1. 萌出性歯肉炎は自然に治りますか?

軽度であれば自然に治まることもありますが、プラークが残ると長引くことがあります。早めの受診がおすすめです。

Q2. 痛みが強いときはどうすればいいですか?

冷たいタオルで軽く冷やす、刺激物を避けるなどで一時的に和らげられますが、歯科医院での消炎処置が確実です。

Q3. 永久歯の生えるスピードには個人差がありますか?

はい。成長や体質によって異なります。左右で時期がずれることもあるため、焦らず観察しましょう。

まとめ

萌出性歯肉炎は、永久歯の生え始めという成長の証でもありながら、同時にトラブルの起きやすい時期でもあります。
歯ぐきの腫れや痛みを見逃さず、早めにケアすることで健康的な歯の萌出をサポートできます。
もし「歯ぐきが腫れている」「歯磨きを嫌がる」といった様子が見られたら、早めに歯科医院へご相談ください。

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歯周病レーザー治療の効果とは? ― 炎症・出血を抑える低侵襲治療

はじめに

「歯磨きのときに出血する」「歯ぐきが腫れている」――こうした症状の多くは歯周病が原因です。歯周病は成人の約8割がかかるとされる国民病で、進行すると歯を失う大きな要因となります。これまで歯周病の治療は歯石除去や外科的処置が中心でしたが、近年はレーザー治療が注目されています。本コラムでは、歯周病におけるレーザー治療の効果や特徴について詳しく解説します。

歯周病とは?

歯周病は歯と歯ぐきの境目にプラーク(細菌の塊)がたまり、炎症が起きる病気です。

主な症状

•歯磨き時の出血
•歯ぐきの腫れ・赤み
•口臭の悪化
•歯がグラグラする

進行段階

1.歯肉炎:歯ぐきだけが炎症している状態
2.軽度歯周炎:歯槽骨が少し溶け始める
3.中等度歯周炎:歯の動揺が出てくる
4.重度歯周炎:歯槽骨が大きく失われ、歯が抜けてしまう

従来の治療法

歯周病治療の基本は歯石・プラークの除去です。

•スケーリング(歯石取り)
•ルートプレーニング(歯根の清掃)
•外科的治療(歯周ポケット掻爬やフラップ手術)

これらで改善することが多いですが、出血や痛み、治癒に時間がかかることもありました。

レーザー治療とは?

レーザーは光エネルギーを利用した治療機器で、歯科では軟組織(歯肉)の処置によく用いられます。歯周病治療においては、歯周ポケット内にレーザーを照射し、炎症組織や細菌を除去することで効果を発揮します。

歯周病レーザー治療の効果

1.炎症の抑制

レーザーには抗炎症作用があり、歯ぐきの赤みや腫れを改善します。

2.出血の抑制

止血作用があるため、処置中の出血を抑え、術後も腫れや痛みが少なくなります。

3.殺菌効果

歯周ポケット内の細菌を減らし、再感染を防ぐ効果が期待できます。

4.治癒促進

組織の再生を助け、治りを早めます。

メリットとデメリット

メリット

•痛みや不快感が少ない
•出血が少なく処置がスムーズ
•薬に頼らず治療できる
•短時間で施術可能

デメリット

•重度歯周病ではレーザー単独では限界がある
•医院によっては対応できない場合がある
•自費診療になることもある

ご家庭での予防が不可欠

レーザー治療は炎症や出血を抑える効果がありますが、歯周病そのものを完全に防ぐわけではありません。

予防のためにできること:

•毎日の丁寧な歯磨き
•デンタルフロス・歯間ブラシの活用
•定期的な歯科検診とプロフェッショナルケア
•規則正しい生活とバランスの良い食事

当院での取り組み

伊皿子おおね歯科医院では、歯周病の状態に応じてレーザー治療を取り入れています。できるだけ痛みを抑えた低侵襲な治療を心がけ、患者さまの不安を軽減するよう配慮しています。また、定期検診やメンテナンスを通じて歯周病の再発防止にも力を入れています。

よくある質問(Q&A)

Q1.レーザー治療は痛くありませんか?

照射中は温かさを感じる程度で、強い痛みはほとんどありません。

Q2.保険は使えますか?

症状や処置内容によって異なります。保険外(自費)になる場合もあるため、事前に確認してください。

Q3.どれくらいで効果が出ますか?

数日で腫れや出血が改善する方が多く、継続的に治療を行うことで再発予防につながります。

まとめ

歯周病は放置すると歯を失う恐れのある深刻な病気ですが、レーザー治療を取り入れることで炎症や出血を抑え、快適に治療を進めることができます。低侵襲で安全性が高いため、従来の治療に不安がある方や痛みに敏感な方に特におすすめです。
「歯ぐきから血が出る」「腫れている」と感じたら、ぜひ早めに歯科医院へご相談ください。

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歯肉の黒ずみ(メラニン沈着)は取れる? ― レーザー治療で改善する歯ぐきの健康と審美

はじめに

笑ったときに見える歯ぐきが黒ずんでいると、「不健康に見える」「笑顔に自信が持てない」といった悩みを抱える方が少なくありません。歯肉の黒ずみの多くはメラニン沈着によるもので、病気ではなく自然な現象です。しかし、見た目の印象に大きく影響するため、美容目的で治療を希望される方も増えています。最近ではレーザー治療を用いることで、歯肉の黒ずみを安全に改善できるようになってきました。

歯肉の黒ずみ(メラニン沈着)とは?

歯肉の黒ずみの正体は、皮膚と同じように歯ぐきに存在するメラニン色素です。喫煙や遺伝、紫外線、ホルモンバランスの変化などが原因となり、メラニンが沈着して黒っぽく見えるようになります。

主な原因

•喫煙:タバコの刺激によりメラニンが活性化
•遺伝的要因:生まれつきメラニンが多い体質
•紫外線:皮膚と同様に日光による影響
•ホルモン変化:妊娠や思春期に増えるケースもある

健康への影響はある?

メラニン沈着自体は病気ではなく、口腔内の健康に直接的な害を与えるわけではありません。歯周病や虫歯の原因にはならないため、「見た目の問題」として扱われます。しかし、歯ぐきが黒いことで 老けた印象や不健康な印象を与える ことがあり、審美的な観点から改善を希望する人が多いのです。

従来の治療法

以前は、外科的に歯肉表面を削ったり、薬剤を用いる方法がありましたが、

•出血や痛みが伴う
•治癒までに時間がかかる
•再発の可能性がある

といったデメリットがありました。

レーザー治療による改善

近年注目されているのが、レーザーを用いたメラニン除去です。レーザーを歯肉表面に照射することで、メラニン色素を含む組織を蒸散させ、新しい健康的なピンク色の歯ぐきを再生させることができます。

メリット

1.痛みが少ない:麻酔なしでも可能なケースが多い
2.出血が少ない:レーザーの止血作用により処置がスムーズ
3.短時間で施術可能:数分〜十数分程度で完了
4.治癒が早い:数日〜1週間程度で自然に治る
5.審美性の改善:笑顔が明るく見え、自信につながる

治療の流れ

1.カウンセリングと診査
2.必要に応じて歯石除去など前処置
3.レーザー照射(局所麻酔は必要に応じて)
4.数日後に表面が再生し、ピンク色の歯肉に改善

注意点

•喫煙を続けると再び沈着する可能性あり
•一度で十分な効果が得られる場合もあれば、複数回必要な場合もある
•金属補綴物や歯周病による黒ずみは別の原因のため対象外

ご家庭でできる予防

•禁煙・節煙
•歯周病予防のための丁寧な歯磨き
•規則正しい生活でホルモンバランスを整える
•歯科医院での定期的なメンテナンス

よくある質問(Q&A)

Q1. レーザー治療は痛くないですか?

多くの方が「少し温かい程度」と答えており、強い痛みはほとんどありません。

Q2. どのくらいで効果が出ますか?

数日〜1週間で歯ぐきが再生し、徐々に健康的な色へと変化します。

Q3. 保険は使えますか?

審美目的の治療であるため、基本的には自費診療です。

まとめ

歯肉の黒ずみ(メラニン沈着)は病気ではありませんが、見た目の印象に大きく影響します。レーザー治療を利用すれば、短期間・低侵襲で健康的なピンク色の歯ぐきを取り戻すことができます。
「歯ぐきの黒ずみが気になる」「笑顔に自信を持ちたい」という方は、ぜひ歯科医院でのレーザー治療をご検討ください。

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子どもの口内炎はレーザーで治せる? ― 痛みを抑える小児歯科の最新治療

はじめに

お子さまの口内炎で「食べられない」「痛がっている」と悩まれる保護者の方は多いのではないでしょうか。特に子どもは大人よりも痛みに敏感で、わずかな口内炎でも食欲不振や機嫌の悪さにつながります。従来、口内炎の治療は塗り薬やうがい薬が中心でしたが、近年は レーザー治療 が注目されています。本コラムでは、子どもの口内炎治療におけるレーザーの役割やメリット、注意点について解説します。

子どもの口内炎とは?

よくあるタイプ

•アフタ性口内炎:丸く白っぽい潰瘍ができ、痛みが強い
•カタル性口内炎:傷や噛み合わせで粘膜が炎症を起こす
•ヘルペス性口内炎:発熱を伴い、口の中に多数の水疱ができる

子どもがかかりやすい理由

•免疫力が未発達
•不十分な歯磨き習慣
•口呼吸や唾液分泌の少なさ
•疲労やストレス

従来の治療法とその限界

従来の口内炎治療は以下が中心です。

•塗り薬(ステロイド軟膏など)
•うがい薬
•栄養指導(ビタミン補給など)

しかし、これらは 即効性に乏しい ことが課題でした。特にお子さまは薬を嫌がったり、正しく塗布するのが難しいこともあります。

レーザー治療とは?

歯科医院で使用するレーザーは、患部に光エネルギーを照射して治療を行います。口内炎にレーザーを当てると、炎症が抑えられ、痛みが軽減されることが期待できます。

メカニズム

•表面を軽く凝固させ、刺激から保護
•炎症反応を鎮め、治癒を促進
•痛みを和らげる効果

子どもの口内炎にレーザー治療を使うメリット

1.痛みの即時軽減

治療直後から「痛みが楽になった」と感じるケースが多い。

2.治癒の促進

自然治癒よりも早く症状が改善する傾向がある。

3.薬が苦手な子にも対応可能

塗り薬を嫌がる子どもでも施術できる。

4.低侵襲で安全性が高い

出血や副作用がほとんどなく、身体への負担が少ない。

レーザー治療の注意点

•一度の施術で改善することもあれば、数回必要な場合もある
•ヘルペス性口内炎などウイルス性の場合は全身症状の管理も必要
•医院によってレーザー設備の有無が異なるため、事前に確認が必要

ご家庭でできるサポート

•口の中を清潔に保つ(やさしく歯磨き)
•水分を十分に摂る
•酸味や辛味など刺激物を避ける
•栄養バランスのとれた食事を心がける

当院での取り組み

伊皿子おおね歯科医院では、口内炎に対してレーザー治療を取り入れています。お子さまにできるだけ痛みを与えない治療を心がけ、保護者の方にも安心していただけるよう説明を徹底しています。また、スマイルキッズプログラムを通して定期的にお口の中をチェックし、口内炎の予防や原因習癖(口呼吸・磨き残し)へのアドバイスも行っています。

よくある質問(Q&A)

Q1. レーザーは痛くないですか?

照射時に軽く温かさを感じる程度で、多くのお子さまは痛みを訴えません。

Q2. 何回くらい通院が必要ですか?

軽度の口内炎なら1回で痛みが和らぎます。症状によっては数回必要です。

Q3. 保険は使えますか?

保険適用となる場合もありますが、医院によって異なりますので事前にご確認ください。

まとめ

子どもの口内炎は「そのうち治る」と思われがちですが、強い痛みや食欲低下を招き、生活に影響することも少なくありません。レーザー治療は痛みを素早く和らげ、治癒を促す新しい選択肢です。お子さまの口内炎でお困りの際は、ぜひ歯科医院にご相談ください。

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口内炎のレーザー治療とは? ― 痛みを和らげる最新の歯科治療法

はじめに

口内炎は子どもから大人まで幅広く起こる身近なトラブルです。多くは自然に治る軽度なものですが、繰り返す口内炎や強い痛みを伴う場合、食事や会話に支障をきたし、生活の質を下げてしまいます。特に高齢者や全身疾患を抱える方では治りが遅く、慢性化しやすいのが特徴です。そうした中で注目されているのがレーザーを用いた治療です。

従来の治療との違い

口内炎の一般的な治療は、薬剤塗布やうがい薬が中心でした。しかし、

•効果が出るまでに時間がかかる
•薬の塗布を嫌がる方がいる
•飲み込みやすい薬剤は使用が制限されることがある

といった課題がありました。レーザー治療はこれらに比べて 即効性・簡便さ・安全性 に優れている点が大きな違いです。

成人・高齢者に多い口内炎とレーザーの適応

再発性アフタ性口内炎

ストレスや体調不良で繰り返すアフタ性口内炎にレーザーを照射すると、短時間で痛みを和らげ、再発時の苦痛を軽減できます。

義歯性口内炎

入れ歯による摩擦や圧迫で口内炎ができやすい高齢者にも有効です。照射後に義歯調整を併用することで改善が期待できます。

がん治療に伴う口内炎

化学療法や放射線治療を受ける患者さんは口内炎に悩まされることが多く、レーザー治療は痛みの緩和や食事のサポートに役立ちます。

レーザー治療の利点

痛みの即時軽減:治療直後に食事が楽になるケースも多い
治癒の促進:炎症を鎮め、再生を助ける作用がある
薬剤不要:薬の使用を避けたい方にも安心
短時間施術:数分で終わり、通院の負担が少ない

注意点と限界

•ウイルスや真菌性の口内炎には単独では効果が限定的
•照射部位が広範囲の場合は複数回の施術が必要
•根本原因(免疫低下や義歯不適合など)を改善しなければ再発の可能性あり

生活習慣改善との併用が大切

レーザー治療はあくまで症状を和らげる手段であり、再発予防には日常生活の工夫が重要です。

•バランスの良い食事と十分な睡眠
•ストレスマネジメント
•適切な義歯の使用や調整
•定期的な口腔ケア

まとめ

レーザー治療は、従来の薬剤中心の治療では不十分だった 「痛みの即時改善」 を可能にする、最新の歯科治療法です。特に繰り返す口内炎や、高齢者・がん治療中の患者さんの生活の質を支える手段として有効です。
「口内炎がなかなか治らない」「痛みで食事がつらい」という方は、ぜひ歯科医院にご相談ください。

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口唇閉鎖不全と虫歯・歯周病の発症リスク ― 唾液分泌と自浄作用の低下

はじめに

「口がいつも開いている」「ぽかんとした表情になっている」――こうした状態は単なる癖ではなく、口唇閉鎖不全 と呼ばれる口腔機能の問題です。見た目だけでなく、口呼吸や口腔乾燥を引き起こし、虫歯や歯周病のリスクを高める要因となります。本コラムでは、口唇閉鎖不全がなぜ虫歯や歯周病につながるのか、そして予防・改善のポイントについて解説します。

口唇閉鎖不全とは?

口唇閉鎖不全は、安静時に上下の唇をしっかり閉じることができない状態を指します。

特徴

•常に口が半開き
•睡眠中も口呼吸になりやすい
•唇や口周りの筋肉が弱い
•歯並びや顔貌の発育に影響することがある

唾液の重要な役割

唾液はお口の健康を守る大切な要素です。

•自浄作用:食べかすや細菌を洗い流す
•抗菌作用:虫歯や歯周病の原因菌を抑制する
•緩衝作用:酸を中和して虫歯を防ぐ
•再石灰化作用:エナメル質を修復し、初期虫歯を改善する

唾液が不足すると、口腔環境は一気に悪化します。

口唇閉鎖不全が虫歯・歯周病を招くメカニズム

1.口呼吸による乾燥

 口を閉じられないため鼻呼吸ではなく口呼吸になり、口腔内が乾燥。唾液の自浄作用が働きにくくなる。

2.唾液分泌の低下

 常に口が開いていることで唾液腺の働きが弱まり、唾液量が減少。

3.細菌の増加

 口腔内の乾燥は細菌の繁殖を助長し、虫歯菌・歯周病菌が優位になる。

4.歯肉炎・歯周炎の進行

 細菌が蓄積して歯ぐきに炎症が起こりやすくなる。

放置した場合のリスク

•虫歯の多発:特に前歯に虫歯ができやすい
•歯周病の進行:歯ぐきの腫れ・出血・歯の動揺
•口臭の悪化:乾燥により揮発性ガスが増加
•歯列不正:歯並びの悪化や顎の成長への影響

改善・予防のためにできること

ご家庭での取り組み

•鼻呼吸を促す(鼻づまりがあれば耳鼻科を受診)
•規則正しい生活で免疫力を保つ
•唇や舌を動かす体操(MFTに準じたトレーニング)
•就寝時の加湿で乾燥を防ぐ

歯科医院での対応

•スマイルキッズプログラム:定期検診で口腔習癖や歯並びをチェックし、必要に応じて指導を実施。
•MFT(口腔筋機能療法):舌・唇・頬の筋肉を鍛え、自然に口を閉じられるようにする。
•矯正治療:歯並びや顎の成長に問題がある場合、早期介入が効果的。

当院での取り組み

伊皿子おおね歯科医院では、口唇閉鎖不全を含むお子さまの口腔機能発達に注目し、定期的なチェックを行っています。スマイルキッズプログラムを通じて歯並びや口腔衛生習慣の指導を行い、必要に応じて MFT を取り入れています。また、矯正を専門的に行う女医 が在籍しているため、歯並びや噛み合わせに関するご相談にも安心して対応できます。

よくある質問(Q&A)

Q1. 子どもの口呼吸は自然に治りますか?

一時的に改善することもありますが、口唇閉鎖不全がある場合は歯科的な介入が必要になることがあります。

Q2. 口唇閉鎖不全を放置するとどうなりますか?

虫歯・歯周病のリスク増加だけでなく、顔貌の発育や全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

Q3. 大人でも改善できますか?

MFTや矯正治療により改善は可能です。生活習慣の見直しと併せて取り組むことが大切です。

まとめ

口唇閉鎖不全は見た目の問題にとどまらず、虫歯・歯周病の発症リスクを高める重大な要因 です。唾液分泌と自浄作用の低下によって口腔内環境が悪化するため、早期の対応が欠かせません。
ご家庭での工夫と歯科医院での専門的なサポートを組み合わせ、健やかなお口の成長を守りましょう。

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口唇閉鎖不全と睡眠障害 ― いびきや無呼吸につながるリスク

はじめに

「うちの子はいつも口が開いて寝ている」「いびきが気になる」――そんなお悩みを抱えるご家庭は少なくありません。実は、日中に口を閉じられない 口唇閉鎖不全 は、睡眠時にも大きな影響を及ぼします。口が開いたまま眠ると、いびきや無呼吸を引き起こすリスクが高まり、子どもの発育や大人の健康にも悪影響を及ぼすことがわかっています。

口唇閉鎖不全とは?

口唇閉鎖不全とは、安静時に上下の唇がしっかり閉じられない状態を指します。

・常に口が半開き
・口呼吸になりやすい
・唇や口周りの筋肉が弱い

この状態が続くと、口腔内の乾燥や歯並びへの影響だけでなく、睡眠の質にも深刻な影響を与えます。

口唇閉鎖不全と睡眠の関係

いびきとの関係

口を開けて眠ることで舌が後方に落ち込みやすくなり、気道が狭まります。その結果、空気の通り道が振動して いびき が発生します。

無呼吸との関係

さらに重度になると、空気の流れが一時的に止まる 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS) を引き起こす可能性があります。特に子どもの場合、顎や気道の発育が未成熟であるため、口唇閉鎖不全がリスクを高めると考えられています。

睡眠障害が与える影響

子ども:学習能力の低下、集中力不足、発育不良
大人:日中の眠気、高血圧、心疾患リスクの増加、生活習慣病との関連
共通:免疫力の低下、口腔乾燥による虫歯・歯周病リスク増加

口唇閉鎖不全が睡眠障害につながるメカニズム

唇が閉じない → 口呼吸になる
舌が気道を塞ぐ → いびきや無呼吸が起こる
酸素不足 → 脳や身体に負担

成長や健康に悪影響

この悪循環を断ち切るには、口唇閉鎖不全の改善が重要です。

治療と改善方法

歯科医院での対応

MFT(口腔筋機能療法)
唇や舌の筋肉を鍛える訓練を行い、自然に口を閉じる力を回復。

矯正治療
歯並びや顎のバランスを整えることで口呼吸を改善。

マウスピース型装置
睡眠時の呼吸を助けるために使用されることもある。

ご家庭でできる工夫

・鼻呼吸を意識させる(鼻づまりがあれば耳鼻科へ)
・唇や舌を動かす遊びを取り入れる
・姿勢の改善(猫背は気道を狭める)
・規則正しい生活習慣で免疫力を保つ

よくある質問(Q&A)

Q1. 子どものいびきは自然に治りますか?

一時的な場合もありますが、口唇閉鎖不全やアデノイド肥大など原因がある場合は自然に治らないことが多いです。

Q2. 睡眠時無呼吸は子どもにもありますか?

はい。小児でも発症し、学習や成長に影響を与えるため注意が必要です。

Q3. 歯科医院でどんな検査をしますか?

口唇閉鎖の有無、歯並び、舌の動き、睡眠中の呼吸の状態などをチェックします。

当院での取り組み

伊皿子おおね歯科医院では、口唇閉鎖不全を含めた口腔機能の発達や噛み合わせのチェックを定期的に行っています。必要に応じて スマイルキッズプログラム を通じた口腔衛生・歯並び指導、MFTの導入、矯正専門の女医による相談体制を整えており、安心してご相談いただけます。

まとめ

口唇閉鎖不全は単なる「口が開いている癖」ではなく、睡眠障害を引き起こす大きなリスクを持っています。いびきや無呼吸は、成長や健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、早めの対応が重要です。
「子どものいびきが気になる」「日中に眠そうにしている」といった場合は、ぜひ一度歯科医院で相談してみてください。

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口腔乾燥症(ドライマウス)と虫歯・歯周病の関係 ― 予防と治療のポイント

はじめに

最近「口の中が乾く」「唾液が出にくい」といった悩みを抱える方が増えています。これは 口腔乾燥症(ドライマウス) と呼ばれる症状で、単に不快なだけではなく、虫歯や歯周病を悪化させる大きな要因となります。本コラムでは、ドライマウスの原因や健康への影響、そして予防・治療のポイントについて詳しく解説します。

口腔乾燥症(ドライマウス)とは?

口腔乾燥症とは、唾液の分泌量が低下し、口の中が乾燥する状態を指します。

主な症状

•口の中がネバつく
•舌がひび割れる、口角炎が起きやすい
•味覚の低下
•口臭の悪化
•義歯の装着が不快

ドライマウスの原因

1.加齢

年齢とともに唾液腺の働きが低下する。

2.薬の副作用

降圧薬、抗うつ薬、抗アレルギー薬などにより唾液分泌が抑えられる。

3.全身疾患

糖尿病、シェーグレン症候群、腎疾患などが関与。

4.生活習慣

口呼吸、喫煙、ストレス、脱水など。

唾液の役割と口腔内の健康

唾液は単なる潤滑液ではありません。以下のような重要な役割を担っています。
自浄作用:食べかすや細菌を洗い流す
抗菌作用:細菌の繁殖を抑える
緩衝作用:酸を中和し、虫歯を防ぐ
再石灰化作用:エナメル質を修復する
咀嚼・嚥下の補助:食事をスムーズに行える
この唾液が不足すると、口腔内のバランスが崩れ、さまざまなトラブルを引き起こします。

ドライマウスと虫歯・歯周病の関係

虫歯リスクの増加

唾液が少ないと口の中の酸が中和されにくくなり、虫歯の原因菌が繁殖しやすくなります。特に高齢者では根面う蝕(歯の根元の虫歯)が多発します。

歯周病の進行

唾液の抗菌作用が低下すると歯周病菌が増殖し、炎症が悪化しやすくなります。出血や歯肉の腫れが続き、重度化するリスクが高まります。

口臭の悪化

細菌が増えやすく、揮発性硫黄化合物などのガスが発生しやすいため、強い口臭につながります。

予防のポイント

1.水分補給をこまめに行う

特に高齢者は喉の渇きを感じにくいため注意。

2.キシリトールガムやシュガーレスキャンディー

咀嚼を促すことで唾液分泌を助ける。

3.鼻呼吸を習慣化

口呼吸は乾燥を悪化させる。

4.バランスの良い食事

タンパク質・ビタミン・ミネラルを意識する。

5.禁煙・節煙

タバコは唾液腺の働きを弱める。

歯科医院での治療

•保湿剤・人工唾液の使用
 口腔内ジェルやスプレーで潤いを補う。

•唾液腺マッサージ・MFT(口腔筋機能療法)
 唾液腺を刺激し分泌を促す。

•レーザー治療
 一部の歯科ではレーザーを用いて唾液腺を刺激する方法を導入。

•虫歯・歯周病の早期治療
 乾燥により進行しやすいため、早めの対応が必要。

ご家庭でできるセルフケア

•就寝時に口を閉じやすい環境を整える(加湿器の使用)
•アルコールやカフェインの過剰摂取を控える
•舌や口唇を動かす体操で筋肉を鍛える
•定期的な歯科検診で口腔内の変化をチェック

まとめ

口腔乾燥症(ドライマウス)は、単なる不快症状にとどまらず、虫歯・歯周病・口臭 のリスクを高める重大な要因です。予防には日常の生活習慣改善が欠かせず、必要に応じて歯科医院での専門的な治療を組み合わせることが大切です。
「最近口の中が乾きやすい」と感じたら、早めに歯科医院へご相談ください。

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口腔カンジダ症とは? ― 高齢者に多いお口のトラブルと治療法

はじめに

「口の中がヒリヒリする」「舌が白っぽくなっている」――そんな症状に心当たりはありませんか?それは口腔カンジダ症かもしれません。口腔カンジダ症は、真菌(カビ)の一種であるカンジダ菌が口の中で増殖することで起こる感染症です。特に高齢者や全身疾患のある方で発症しやすく、口腔内の健康や生活の質に大きな影響を与えることがあります。

口腔カンジダ症とは?

口腔カンジダ症は、常在菌であるカンジダ菌が異常に増えて炎症を起こす病気です。健康な人の口の中にも存在しますが、免疫力の低下や唾液量の減少によりバランスが崩れると、症状が現れます。

主な症状

•舌や頬の粘膜に白い苔のような付着物ができる
•口の中がヒリヒリ・灼熱感がある
•味覚異常(味が薄く感じる)
•入れ歯の下が赤くただれる

高齢者に多い理由

1.唾液分泌の低下

加齢や薬の副作用により口腔乾燥が進む。

2.入れ歯の使用

清掃不良や長時間の装着がリスクを高める。

3.全身疾患

糖尿病やがん治療中の患者は免疫力が低下しやすい。

4.栄養状態の不良

ビタミンや鉄分の不足も発症要因になる。

口腔カンジダ症の種類

偽膜性カンジダ症:白い苔状の付着物が特徴
紅斑性カンジダ症:赤くただれたような見た目で、痛みが強い
肥厚性カンジダ症:粘膜が厚く硬くなり、慢性化する

放置するとどうなる?

•食事や会話がつらくなる
•二次感染を起こしやすくなる
•全身状態の悪化を招くこともある(特に免疫力低下時)

治療法

1.抗真菌薬の使用

塗り薬やうがい薬でカンジダ菌を抑制する。

2.義歯の清掃と管理

入れ歯洗浄剤の使用や夜間の取り外しを徹底する。

3.口腔ケアの徹底

歯磨き・舌清掃・うがいを日常的に行う。

4.全身疾患の管理

糖尿病コントロールや免疫抑制治療の調整が必要になる場合も。

予防のポイント

•入れ歯は毎日洗浄し、清潔に保つ
•唾液腺マッサージや水分摂取で乾燥を防ぐ
•栄養バランスの取れた食事を心がける
•定期的に歯科医院で口腔ケアを受ける

当院での対応

伊皿子おおね歯科医院では、高齢者の患者さまに多い口腔乾燥や義歯性口内炎のケアを含め、カンジダ症の早期発見・早期治療に取り組んでいます。定期検診やクリーニングを通じて、再発予防や日常生活でのケア方法についても丁寧にご説明いたします。

よくある質問(Q&A)

Q1. カンジダ症はうつりますか?

通常はうつりませんが、免疫力が低い方では発症リスクがあります。

Q2. どのくらいで治りますか?

軽症なら1〜2週間で改善することが多いですが、全身疾患がある場合は長期的なケアが必要です。

Q3. 繰り返すことはありますか?

入れ歯の管理や生活習慣の改善ができないと再発しやすいです。

【以下Q&A:2026年1月22日追記】

Q4. 口腔カンジダ症は何科を受診すればいいですか?

基本的には歯科・口腔外科が適しています。
口腔カンジダ症は「お口の中の感染症」であるため、歯科医院での診断・治療が可能です。
特に、入れ歯の使用や口腔乾燥が関係している場合は、歯科での義歯調整や口腔ケアの指導が再発予防につながります。
全身疾患や免疫低下が強く関係している場合は、内科や主治医と連携して治療を行うこともあります。

Q5. 舌の白い苔はこすって取っても大丈夫ですか?

無理にこすって取ることはおすすめできません。
口腔カンジダ症による白い苔は、強くこすると粘膜を傷つけ、痛みや出血、症状悪化の原因になることがあります。
見た目が気になる場合でも、自己処理は避け、歯科医院での診断を受けることが大切です。必要に応じて、専用の薬剤や安全な清掃方法をご案内します。

Q6. 市販薬やうがい薬だけで治りますか?

軽症であれば一時的に症状が和らぐことはありますが、根本治療には不十分な場合が多いです。
市販の口内炎用薬やうがい薬は、炎症を抑える効果はありますが、カンジダ菌そのものを抑制する抗真菌作用は限定的です。
症状が続く場合や再発を繰り返す場合は、歯科医院で抗真菌薬を用いた治療を受けることが改善への近道です。

Q7. 口内炎や白板症とどう違うのですか?

見た目が似ていても、原因と治療法が異なります。

•口腔カンジダ症:真菌(カビ)が原因。白い苔やヒリヒリ感が特徴
•口内炎:ストレスや外傷、栄養不足などが原因
•白板症:粘膜が白く厚くなり、前がん病変の可能性もある

自己判断は難しいため、白い症状が長引く場合は歯科での鑑別診断が重要です。

Q8. 入れ歯を使っていると治りにくいですか?

入れ歯の管理状態によっては、治りにくく再発しやすくなります。
入れ歯の裏側はカンジダ菌が繁殖しやすく、清掃不足や長時間装着が続くと、治療しても再発を繰り返す原因になります。
治療と並行して、

•入れ歯の毎日の洗浄
•夜間は外して休ませる
•必要に応じた義歯調整

を行うことが、改善と再発防止に重要です。

Q9. 抗真菌薬はいつまで使えばいいですか?

症状が改善しても、指示された期間は継続することが大切です。
症状が軽くなった段階で薬を中断すると、菌が完全に除去されず再発の原因になります。
通常は1〜2週間程度使用しますが、症状や全身状態によって調整されます。必ず歯科医師の指示に従いましょう。

Q10. 口腔カンジダ症は予防できますか?

日常の口腔ケアと生活習慣の見直しで、予防・再発防止が可能です。
特に重要なのは、

•口腔乾燥を防ぐ
•入れ歯を清潔に保つ
•定期的な歯科受診で早期発見する

といった点です。「再発させないこと」こそが治療の一部といえます。

まとめ

口腔カンジダ症は、高齢者や免疫力が低下している方に多く見られるお口のトラブルです。早期に治療を受ければ改善しますが、再発予防のためには 日常の口腔ケアと生活習慣の改善 が欠かせません。「口の中がしみる」「舌が白っぽい」と感じたら、早めに歯科医院で相談しましょう。

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